忠清南道(公州市 )

公州の石荘里にある旧石器遺跡は、韓国の旧石器時代を代表する遺跡で、公州市から直線距離で約6㎞のところにあります。史跡第334号に指定されており、この遺跡の調査は1964年から1974年まで10回に渡って延世大学博物館により実施されました。その結果、地層は27の層位で形成されており、遺物が含まれている文化層も11の層位があるということが分かりました。その後1990年と1993年に再び具体的な発掘調査が実施され、より様々な文化遺跡が確認されたことにより、この遺跡の際立った性格が明らかになりました。


仁川(桂陽区)

ギャラクシーホテルは桂陽区庁や各種のショッピング、グルメスポット、遊べる空間が密集している文化空間の中心に位置しています。桂陽山や江華島、仁川、ソウルと接しているため便利で、室内は最新のインテリアでリラックスできる空間となっています。お勧めの見どころとしては桂陽森林浴場、桂陽公園、桂陽山などがあります。


京畿道(広州郡)

山城西側の守御将台は、南漢山城4奨台の1つで、仁祖2~4年(1624∼1626)の間に軍事的な目的で建てられた楼閣です。守御将台とは、要塞の守りを担当する守御士が軍を指揮・命令する場所です。この守御将台は、仁祖14年(1636)年丙子の乱の際に、仁祖が直接守城軍を指揮しながら清太宗率いる12万の大軍と45日間交戦した場所で、交戦の末、三田渡で屈辱的な降伏を迫られたとされています。


慶尚北道(蔚珍郡 )


忠清南道(舒川郡 )

舒川八景のひとつ「馬梁里ツバキの森」は、8,265平方メートルの敷地内に樹齢約500年のツバキ80本あまりが生い茂っています。その成り立ちには、いくつか言い伝えがあり、ひとつは約500年前、馬梁の水軍僉使(水軍の武官)が、海辺にある花を増やせば村が繁栄するだろうという夢のお告げを実行し、森ができたというもの。もうひとつは、漁に出た夫と子どもを海で失くした老婆が沖合いで天に昇る龍王を見て、龍王を敬い怒りをおさめなければならないと考え、夢のお告げによりツバキの種を得て、それを撒きツバキが生い茂ったとされるものです。 ここは、韓国では数少ないツバキの森であり、また、気候面においてツバキが生息できる北の限界線上に位置するという植物分布学的な価値もあります。さらに伝統的な豊漁祭や伝説もあることから文化的価値も高いとされ、1965年には天然記念物第169号に指定されました。 ツバキは、ツバキ科に属し、韓国を含め日本や中国などの暖かい地方に分布しています。韓国では南側の海岸や島でみられます。ツバキは普通、高さ7メートルくらいまで育つ暖温帯性常緑広葉樹ですが、ここのものは強い風を受けるため約2mしか伸びず、横に広がっています。また、森の西側は風が強いため、残っているツバキは数本で、東側に約70本が分布しています。花が咲く時期によって「チュンベク(春栢)、チュベク(秋栢)、トンベク(冬栢)」と呼ばれ、馬梁里のツバキは春に咲く「春栢」です。常緑性の高木で、厚く光沢のある濃い緑色の葉がたくさんついており、とてもきれいです。3月下旬ごろから花が咲きはじめ、緑の葉と紅い花のコントラストは美しく、5月初旬ごろまで訪れる人々の目を楽しませます。森の頂上には東屋「冬柏亭」があり、ここから、海に浮かぶオリョッ島や美しい夕日が一望でき、まるで水墨画のような世界が広がります。さらに、ここは地理的特性により日の出と日の入りがどちらも見られるとして人気のスポットとなっています。また、冬柏亭の近くには馬梁タンチプと呼ばれる豊漁祭祠堂があり、その昔から、毎年ここで大漁と安寧を祈願する祭祀が営まれています。    


江原道(江陵市) , 江陵

全長600メートル、面積2万4千平方メートルの白い砂浜が広がる海水浴場です。周辺には刺身屋、松林、民宿、各種施設などがあります。


京畿道(漣川郡)

韓国の旧石器遺跡を代表するこの遺跡地は1978年米軍兵士によって偶然石器が発見され、世界的に注目される旧石器時代の遺跡地として知られるようになりました。1978年の石器発見以降現在まで11回にわたる発掘が行われ、3000点以上の遺物が採集されています。これら石器の発見は、東アジアとアフリカ、ヨーロッパで旧石器文化を二分していたモビウスの学説を変えるきっかけにもなりました。また東アジアの旧石器文化を新しい角度から理解しようとする試みが増え、これは韓国の旧石器研究だけではなく、全世界の旧石器研究を豊富にすることにもなりました。現在全谷里先史遺跡地内には旧石器遺跡館や資料館などの施設と、旧石器時代の生活が表現された野外造形物が自然環境と調和するように配置されて旧石器時代をわかりやすく理解できるように工夫されています。


江原道(平昌郡) , 平昌

李孝石(イ・ヒョソク)は韓国の文学界で最も優れた作品であると評価を受けている『蕎麦の花が咲く頃』という作品を書いた作家です。自然の美しさと人間の生を結びつけ表現した『蕎麦の花が咲く頃』は特に蓬坪(ポンピョン)の風景を描写した場面が多く登場します。蓬坪は李孝石の故郷であることから彼の作品には多く登場し、彼にとって重要な場所であったと言えます。李孝石と彼の作品『蕎麦の花が咲く頃』を記念し、もう一度李孝石と彼の文学作品を振り返ってみようということで蓬坪では毎年「平昌孝石文化祭り(ピョンチャンヒョソクムンファジェ)」が開催されています。 孝石文化祭では詩文コンテストをはじめとし、小説『蕎麦の花が咲く頃』に登場する蕎麦畑の見学、ホウセンカ染め体験などの自然プログラムや、伝統蕎麦料理作り、民俗ノリ(遊び)体験プログラムなどから構成されています。この他にも、祭り会場周辺にある李孝石生家、李孝石文学展示館などもあり、見どころいっぱいです。


京畿道(抱川市 ) , 抱川

水質がよく自然景観も美しいことで有名な抱川にある「新北リゾートスSPRINGFALL(シンブクリゾートスプリングフォール)」は、首都圏唯一の重炭酸ナトリウム温泉を楽しめる施設です。自然の趣を感じながら温泉を楽しめるさまざまなスパ施設、露天風呂、乾・湿式サウナ、黄土部屋、アイス部屋(クーリングルーム)などを完備し、疲労回復、健康増進、ストレス解消に最適です。 また、大人だけでなく子どもも一緒にたのしめる快適で安全な波のプール、流れるプール、バーデプールといった水遊び施設の他、ちょっとしたスリルを味わえるウォータースライダーなどを備えています。


全羅南道(長興郡 )

全羅南道長興郡は、耽津江と長興ダムが作り出した湖や宝城湾を抱く、韓国を代表する水のふるさとです。毎年7月末に開催される「正南津長興水祭り(チョンナムジンチャンフンムルチュッチェ)」では、夏と水をテーマにした多彩な遊びと体験を楽しむことができます。 正南津長興水祭りのメイン会場となるのは、長興邑内を流れる耽津江です。広々とした耽津江の水辺で祭りが開催されます。また、祭り期間中には宿泊用のテント村やキャンプ場も運営されます。正南津長興水祭りの最大の魅力は、水をテーマにした様々な遊びと体験ができるところにあります。また、夏休み中に祭りが開催されるため、家族皆で出かけて楽しめる祭りでもあります。耽津江の水上には大型の人工水槽が設置され、様々な水遊びが楽しめる水上プールをはじめとし、筏乗り、水上自転車なども楽しむことができます。また、水の利用に関する歴史と変遷史、そして水を利用するために作られた機具などを見ることができる水科学広場も運営されます。さらに、韓方薬草館や長興茶館、長興文学館、グリーンスローシティ館、郷土料理館なども設置され、水だけでなく長興のあらゆることを五感を通して感じることができる祭りです。