漢拏山の麓にある城邑民俗村(ソヌプミンソクマウル)は、韓国の伝統が生きてきる民俗村です。多くの文化遺産があるところで、昔の村の姿が維持されているので民俗村として指定・保護されています。ここには民家、郷校、昔の官公署、トルハルバン(石のおじいさん)、臼、城址、碑などの有形文化遺産と民謡、民俗遊び、郷土料理、民間工芸、方言などの無形文化遺産が今も受け継がれています。村の中央にある数百年になるケヤキとエノキは天然記念物に指定されています。ここを散策するとまるでタイムトリップをしているような気分になります。城邑民俗村では、まばらに積み重ねられた風避けの石垣(黒い溶岩石)、風が家の中に直接吹き込むのを防ぐために曲がっている狭い路地、済州の代表的な風物になっている石のおじいさんを見ることができます。