基本紹介
ソウルの中心地に位置する徳寿宮(トクスグン)は、朝鮮時代・成宗(1469-1494)の兄である月山大君(1454-1488)の住まいだったところです。徳寿宮が宮殿としての顔を持つようになったのは光海君(1575-1641)が即位して1611年に「慶運宮」と名付けてからのことで、その後、高宗が1907年、王位を純宗に継がせた後、ここに住むようになり、高宗の長寿を願うという意味の「徳寿宮」と呼ばれるようになりました。
徳寿宮の入り口である大漢門を通ると禁川があり、王の駕籠が渡れるほどの幅の禁川橋があります。
中和殿
法殿である中和殿は長い歴史を物語るような古風な建物。内部の天井には2匹の龍が描かれていますが、この爪の数は7本となっています。これは龍の爪の数が中国、韓国を問わず大部分が5本で王を表すのに対し、7つは皇帝を象徴するという意味を持っています(※中和殿は土・日9:00~16:00まで開放)。
即祚堂
即祚堂は光海君と仁祖(1595-1649)が即位式を行った場所。即祚堂の扁額は高宗が1905年に皇帝に即位した後、直接書いたものです。
咸寧殿
咸寧殿は高宗の寝殿で「咸寧」という名前は高宗が国の平安を祈願し付けられた名前で、中心を境に東側は皇帝の部屋、西側は皇后の部屋になっています。
静観軒
静観軒は1900年に建てられた最初の西洋式建物で、ここは高宗がコーヒーを飲みながら余暇を楽しんだと言われており、裏側にはロシア公園に通じていた狭く長い秘密地下通路が今も残っています。
石造殿
石造殿は静観軒とともに現在、慶運宮に残っている西洋式建物で、英国人が英国の資材で建設を進める中、1905年に日本に主導権が渡り1910年に完成したという経緯があります。そして高宗が他界した後、石造殿は日本美術品の展示館として一般人に公開され、1946年5月には米ソ共同委員会がここで開かれたりもした意義深い所でもあります。現在、石造殿東館は宮中遺物展示館が、西館は国立現代美術館分館が入っています。
重明殿
重明殿はロシアの建築家Seredin Sabatinの設計によるもので、1897年から1901年にかけて建設された皇室図書館です。2階建ての西洋式の建物で、初めは漱玉軒と呼ばれていました。2009年12月に復元が完成し、2010年8月から展示館として一般公開されています。
重明殿の観覧に関するお問い合わせ +82-2-732-7524
平日:午前中は自由観覧、13:00、14:00、15:00、16:00(午後の観覧は事前にインターネットで要予約)
週末:10:00、11:00、13:00、14:00、15:00、16:00(週末の観覧は事前にインターネットで要予約)
利用情報
営業時間・休業日など、現地で役立つ基本情報です。
- 体験案内
- 文化イベント、王宮守門将交代儀式
- お問い合わせ
- 徳寿宮:+82-2-771-9951
徳寿宮文化財案内:+82-2-771-9955 - 定休日
- 月曜日
- 利用時間
- 9:00~21:00(20:00までに観覧券をご購入下さい)
情報更新 2016.08.08
入場料
トイレ
バリアフリー
* スロープあり
* 交通-ソウルメトロ1、2号線「市庁(シチョン)駅」2番、9番出口エレベーター利用。
徳寿宮内ほとんどの経路にスロープがありますが、即祚堂、咸寧殿のような建物は入り口が階段になっているので、前までは行けますが入るのは難しいです。
外国語案内サービス
景福宮、昌慶宮、宗廟などの文化財の無料案内を行なっています。日本語での説明可。
お問い合わせ:+82-82-2-771-9955
www.deoksugung.go.kr (日本語あり)参照
交通
地下鉄・バスでの行き方と地図です。
* ソウルメトロ「市庁(シチョン)駅」(1号線・2番出口/2号線・12番出口)から徒歩2~5分程度
* バス:市庁のバス停で下車、徒歩2~5分程度
ソウル特別市 中区 世宗大路 99
周りの交通情報
- 地下鉄2号線 シチョン(시청) - 227.9m
- 地下鉄1号線 シチョン(시청) - 227.9m
- 地下鉄5号線 クァンファムン(광화문(세종문화회관)) - 600.8m
- 地下鉄2号線 ウルチロイック(을지로입구) - 679.3m
- 地下鉄5号線 ソデムン(서대문) - 729.3m
- 地下鉄1号線 チョンガク(종각) - 856m
- 地下鉄4号線 フェヒョン(회현(남대문시장)) - 862.1m
- 地下鉄3号線 キョンボックン(경복궁(정부서울청사)) - 1114m
- 地下鉄4号線 ミョンドン(명동) - 1139.3m
- 地下鉄K号線 서울(경의중앙선) - 1156m

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