グルメ一覧

花津浦パクポス・ガーデン食堂(화진포박포수가든)
 
江原道(高城郡)
東海岸に沿って続く国道7号線を走り、統一展望台方面へ向かえば故金日成の別荘地だったことで有名な「花津浦」まですぐ近くです。花津浦にある「パクポスガーデン食堂」は、現在三代目のご主人が味を守り抜いてきた伝統的なキムチスープ入り辛味そば(マックッス)の専門店です。大根入り水キムチのそうめん(トンチミ・グッス)に浮かぶ氷が、そばの味を引き立てます。ここには、できたてホヤホヤの田舎豆腐(シゴル・トゥブ)や茹で肉(ピョニュク)を味わうために、全国各地から多くのお客さんが訪れます。

ソンリム山荘食堂(송림산장)
 
慶尚南道(山清郡 )
慶尚南道の山清は「韓方薬草祭」が開かれる、薬草が有名なところです。そのため、やはり韓方鴨や韓方の水炊きなどの味が格別です。料理の名前の頭に「十全大補(シプチョンデボ)」とついているなど、実に効能がありそうです。山清の26種類の代表的な薬材と、それらの薬材と相性のいい鴨と鶏の料理は、その名ののとおり滋養強壮に効果のある食べ物です。その上、薬草のつけものや、デザートにでてくる薬草茶と韓方茶、そして、8年物の竹酒(テトンジュ)もあります。元気になれる滋養食をお探しなら、ぜひ一度訪ねてみてください。

草家院ガーデン食堂(초가원가든)
 
全羅南道(求礼郡 )
精進料理で有名なこのお店の蓮の葉の竹筒ご飯(ヨンイプ・デトンバプ)は、硬水で煮てから黒米、もち米、トウキビ、栗、ナツメ、蓮の葉の粉、蓮の花を浮かべて調理したものです。竹筒から静かに漂う香りは胸がすっとするようで、まさに精進料理のあるべき姿を見せてくれます。また、智異山のふもとで採れる25種類の季節のナムルと、手作りの味噌とコチュジャンの味は、自然を感じさせてくれ、ご主人の真心が伝わってくるお店です。

江辺フェッチプ(강변횟집)
 
江原道(華川郡)
江辺フェッチプは、季節ごとに旬の刺身を味わえるお店です。

忠南チプ(충남집)
 
忠清南道(天安市 )
竝川の豚の腸詰め(ピョンチョン・スンデ)は、50年以上の長い歴史と伝統を持っています。当時、近隣に大型の肉加工工場が入ってきたことで、村の人たちが余った豚の頭や骨などをもらって来て豚の腸詰め(スンデ)やクッパ(クッパプ)を作ったのが、竝川の豚の腸詰の由来です。その後、これが商品化し、「竝川の豚の腸詰め」を有名にした二つのお店のうち、そのひとつがここ「忠南チプ」です。冷凍ではない新鮮な豚の小腸を、伝統そのままの方法で6時間じっくりと寝かせた豚のカルビのスープと一緒に調理したその味は、今でもとても有名です。

シネ食堂(시내식당)
 
全羅南道(光陽市 )
「光陽プルコギ」といえば、ソウルでも知らない人がいないほど有名です。この「シネ食堂」ははその光陽プルコギの元祖で、一代目のウォン・ギルスさん、二代目のベ・イルソンさん、そして三代目のベ・ソンジンさんと、三代五十年以上も炭焼きプルコギの伝統を受け継いでいます。特に、このお店では「赤いスープ(パルガンクッ)」と呼ばれる光陽プルコギの伝統スープが有名で、プルコギを食べた後に残った肉汁に白菜キムチとねぎキムチを入れてじっくり煮込んだところに、かりっと焼いた肉と野菜、ナムルを入れて食べます。食べれば食べるほど旨みが出る、この上ない絶品です。

ポヨン食堂(보영식당)
 
京畿道(議政府市)
韓国戦争(朝鮮戦争)の直後、食糧難に喘いでいた市民がアメリカ軍の生活用品処理場に残された肉などを持ち帰り、鍋で煮込んだものが「様々なソーセージ入りキムチ寄せ鍋(プデチゲ)」の元祖です。しかし、今ではソーセージやハムなどの具がたくさん入った栄養満点のチゲ鍋へと生まれ変わり、誰もが知っている人気料理となりました。その中でも、議政府のプデチゲは、「議政府チゲ」と呼ばれるほど人気を博しており、その中でも最も有名なお店がここ「ボヨン食堂」です。麦で作った自家製コチュジャンと、キムチから出る深みのある辛味を、ぜひ一度ご堪能ください。

ソンシム会館食堂(성심회관)
 
全羅北道(任実郡 )
蟾津江は山と川に恵まれているので、昔から各種の魚介類が豊富なことで有名です。特に上流ではカワニナが、下流ではシジミが有名で、こちらのお店では上流のカワニナを使った汁物が評判です。やや苦味がありながらも香ばしさを同時に味わえるこのカワニナ汁(タスルギ・タン)は、美味しいのはもちろん、二日酔い、黄疸(おうだん)、むくみなどにも効果があり、また、『本草綱目』と『東医宝鑑』によると、目を健やかにする働きがあると書かれています。ソンシム会館食堂は20年間、カワニナだけをメインメニューとしてきた、カワニナ汁の専門店です。

ヨッポハルメチプ(욕보할매집)
 
全羅南道(順天市 )
全羅南道順天の別良面役所の前に、「悪口おばあさん」で有名なトンベク食堂「ヨッポハルメチプ」があります。このお店には、全国の美食家が先を競って押し寄せるといいます。順天と筏橋、長島の干潟でのみ獲れるムツゴロウを材料にして、この地で約30年ムツゴロウ鍋を作ってきました。湖南の海岸地域では、昔から二日酔いや夏と秋の滋養強壮の料理として、ムツゴロウ鍋を食べてきました。旬の時期は秋ですが、これはムツゴロウが冬眠するための栄養分を蓄えているためです。主に寄せ鍋(チョンゴル)などの鍋料理や、焼いて食べることが多く、茹でてからさらに肉を崩して煮込むこってりとした鍋(タン)は、濃厚で風味があります。ムツゴロウを丸ごと煮る寄せ鍋や蒲焼は弾力があり、酒のつまみとしても格別です。また、辛いのが大丈夫な人にはイイダコの辛味炒め(チュクミ・ポックム)もおすすめ。人気店のため、またその日の仕入れの状況により早めに売り切れることがあり、また営業時間が夜8時までと早く閉まることにも注意が必要です。

ソッチャンコル鳥骨鶏(석장골오골계)
 
江原道(楊口郡)
生後60~70日ほどの鳥骨鶏の若鶏を選んで、レバーや砂肝などと一緒に炭火で焼き上げる「炭火焼き鳥骨鶏(オゴルゲ・スップル・クイ)」。一般的な鶏肉に比べて弾力があり、香ばしくてあっさりした味わいが人気の秘訣です。さらに、この店特有の炭火の香りと、肉汁があふれる脂身、そして後口の良い辛さが特徴の背骨鍋(ピョダギ・タン)は、極上の美味しさです。他の鶏肉料理では味わえない珍味中の珍味と言えるでしょう。