観光/文化一覧

ソウル 永徽園・崇仁園
 
ソウル(東大門区)
永徽園(ヨンヒウォン)の中には朝鮮王朝第26代目の高宗の後宮であり英親王の生みの母である純献貴妃厳氏のお墓「永徽園」と、英親王の長男のお墓「崇仁園(スンインウォン)」があります。 純献貴妃厳氏の位牌は現在鍾路区宮井洞にある七宮に奉安されています。永徽園があるこの地域は元々、高宗皇帝の妃である明聖王后閔氏の洪陵でしたが、1919年高宗のお葬式のときに一緒に埋葬するため京畿道南楊州市金谷洞の洪裕陵に移されました。

弥勒寺址 遺物展示館
 
全羅北道(益山市 )
1997年にオープンした弥勒寺址遺物展示館は百済文化を究明するために設立されました。この展示館では百済最大の寺院であった弥勒寺址(史跡第150号)から出土した遺物を展示・保存しています。所蔵遺物は19200点余りに及びます。弥勒寺址の景観を考慮し、低い位置に建て、調和がとれるようにし、弥勒寺址の石塔のイメージを生かし、一つの見どころを提供しています。展示室は中央ホール・概要室・遺物室・仏教美術室に分かれており、弥勒寺址や東洋最大の弥勒寺址の石塔(国宝第11号)、弥勒寺址幢竿支柱(宝物第236号)などの展示遺物及び資料400点余りが展示されています。また、弥勒寺址の現場学習や歴史文化講座、夏の文化学校など様々な文化イベントを開催しており、文化映画も年中上映しています。

扶余定林寺址・定林寺址五層石塔[ユネスコ世界文化遺産]
 
忠清南道(扶余郡 )
扶余・定林寺(チョンリムサ)は6世紀の中頃に建てられ、百済が滅亡する時まで栄えていた寺です。境内には、定林寺址五重石塔が1400余年の月日を越え、素朴な美しさを大切に保っています。この定林寺址五重石塔は、益山の弥勒寺址石塔と共に百済の石塔様式を見せてくれる大切な遺物となっています。定林寺址で見ることができるもう一つの遺物は、高麗時代の定林寺址石仏坐像です。この仏像は高麗時代に定林寺を改築した際に、新しく造られたものです。坐台の上部分には蓮の花が刻まれており、また下の部分には蓮の花の模様が刻まれています。芸術性に非常に優れた作品と言えるでしょう。また定林寺址前にある定林寺址博物館は、仏教文化館、定林寺址館、企画展示館があり、仏教と定林寺の歴史を紹介しています。

国立海洋博物館
 
釜山広域市(影島区)
国立海洋博物館は「わたしの海、わたしたちの未来」というテーマで、海洋文化、海洋歴史・人物、航海船舶、海洋生物、海洋体験、海洋産業、海洋領土、海洋科学など、海洋に関するあらゆる分野を扱う総合海洋博物館です。博物館は水滴を形象化した美しい外観で、韓国で3番目に大きな規模となっています。国内外の1万4千点余りの遺物を保有しており、常設展示室や企画展示室、子ども博物館で展示を行っています。他に海洋図書館、水族館、大講堂、野外公演場、4D映像館などがあり、複合文化空間としての役割を果たしています。

海印寺蔵経板殿 [ユネスコ世界文化遺産]해인사 장경판전 [유네스코 세계문화유산]
 
慶尚南道(陜川郡 )
通度寺や松広寺とともに韓国の3大寺院の一つである海印寺は、802年に建てられたと伝えられています。現在寺院の中には大小の多くの仏殿がありますが、ほとんどは最近になって建てられたもので、蔵経板殿のみ唯一朝鮮初期に建てられた形態そのままで残っています。蔵経板殿は13世紀に造られた文化遺産、8万枚余りの高麗大蔵経板が保管されている木造の建物です。同じ規模や形態を持つ二つの建物が南北に並んで建っており、南側の建物を「修多羅殿」、北側の建物を「法宝殿」と呼んでいます。華やかな装飾や色づけをせず、大蔵経板を保管するための最小の機能のみを備えているのが特徴です。通気性がよいため湿気に強く、室内温度の適正に保たれた技術が科学的にも優れるこの建物は、現在まで八万大蔵経板が無事に保存されてきた重要な役割を果たしてきました。蔵経板殿の正確な建立時期はわかっていませんが、1488年、朝鮮世祖の命で建てられ、その後一度も火災や戦争の被害に遭っていないものとされています。世界唯一の大蔵経板の保管用の建物として、建物自体の美しさだけでなく、隠された科学的な技術が認められ、1995年に世界文化遺産に登載されました。 

広津家屋
 
全羅北道(群山市 )
2005年に国家登録文化財第183号に指定されました。広津家屋がある新興洞一帯は日帝強占期に群山市内の富裕層居住地域で反物家を経営していた広津が建てた住宅で(旧)湖南製粉の李龍九社長名義で今日まで韓国製粉の所有になっています。映画「将軍の息子」、「風のファイター」、「いかさま師」など数多くの韓国映画とドラマがこの住宅で撮影されました。建物の形態は近世の日本武家の高級住宅様式になっています。木造2階建ての住宅で、柱と建物の概観、内部、日本庭園など建築当時の姿を維持しており、建築史跡として大きな意義を持っています。

聞慶陶磁器展示館(聞慶陶磁器博物館)(문경도자기전시관
 
慶尚北道(聞慶市 )
聞慶(ムンギョン)陶磁器の価値が年々注目を浴びてきています。それは陶芸家個人の技能ももちろんですが、その技能の底辺に聞慶陶磁器の特徴と言える歴史と伝統があるからです。聞慶には重要無形文化財「沙器匠(サギジャン)」と技能人最高の栄誉である陶芸部分の名匠がいます。聞慶は朝鮮王朝初期に粉青沙器という器の陶窯地として有名な場所でした。聞慶陶磁器にはいまだ昔の陶工たちの魂がそのままこもっており、民族の純朴な心が深く染みついていて色彩や形が自然で美しいと言われています。

釜谷温泉観光特区
 
慶尚南道(昌寧郡 )
釜谷(プゴク)温泉は昔、村に温泉が湧き出る井戸があったことから、湯治のために大勢の人が訪れたと伝えられています。また、釜谷温泉は1970年~80年には新婚旅行先として人気がありました。 現在、温泉観光客は1日平均1万~2万人、年間で400万人に達します。釜谷温泉は国内有数の温泉の中でもっとも高温の78℃を維持しています。釜谷温泉は1973年に発見された硫黄アルカリ性温泉で、1日の湧出量は6000トンになります(国内最大量)。 釜谷温泉観光特区にはホテルやコンドミニアム、ゴルフ場など、温泉関連の総合リゾート施設や、24ヶ所の温泉スポットがあります。温泉スポットでは「釜谷ハワイ」が有名で、観光ホテルの屋内外にプールや公演ステージ、チムジルバン、サウナなどの様々な便宜施設が揃っています。 毎年4月には温泉がいつまでも湧き出ることを祈願して「温井祭(オンジョンジェ)」が開催されます。

祝霊山自然休養林
 
京畿道(南楊州市)
1995年にオープンした祝霊山自然休養林(チュンニョンサンジャヨンヒュヤンリム)は、祝霊山(886m)とソリ山(832m)へ続く様々な登山路と各種の便宜施設が整った休息空間です。祝霊山は木々が鬱蒼と茂り、渓谷が美しいことで有名で、森林浴場、体育施設、水遊び場、キャンプ場、自然観察場などの施設があります。